草戸稲荷神社

不詳

芦田川のほとり、崖下に建つ神社。福山での初詣の定番スポットだが普段は閑散としている。もともとは芦田川の中州にあったが、洪水被害等を避けてこの地に移転したという。
本作の特徴は、拝殿の上空にRCの構造物を組んで木造の本殿を載せたことに尽きる。もともとはセオリー通り拝殿の後ろに本殿があったというが、何らかの事情で建て替える際にスペースが無く、拝殿の頭上に載せたらしい。お世辞にも美しいとは言いがたいが、懸造のような独特な雰囲気を持つ建物だ。明王院とセットで行くといいだろう。