市立久保小学校

不詳 1933

#1:外観(敷地外より撮影)

[注意] 現役の学校施設であり通常非公開です。施設側の迷惑とならないよう配慮し、外観のみの見学としてください。


尾道には歴史的な建物が多すぎてあまり注目されないが、旧市街の二つの小学校(土堂・久保)では双方とも戦前期のRC造校舎が現役で使われており、県内では他に例がないという。
日本では関東大震災の復興事業を契機に全国にRC造校舎が建つようになるが、本作はその典型例。平面計画はL字で外壁には縦リブが付いて垂直性を表現、さらにアーチを意匠的に使っている。内部には入っていないが、室内装飾もそれなりに残っているらしい。